オンライン上の事業者の中には、一定の最低基準を満たすことを示す「シール」プログラム又は「トラストマーク」プログラムに加入しているところもあります。この種の「シール」や「トラストマーク」をクリックすると、詳しい情報が得られます。代金の払戻しの保証や・紛争解決サービスがあります。
探すべきもの:
-
保証付きのトラストシールのプログラム
一部のシールやトラストマークの提供者は、商品やサービスが得られない場合に返金を受けられる保証プログラムを提供しています。事業者との間で問題を解決できない場合、事業者が加入しているシールプログラムやトラストマークの提供者と連絡をとり、返金保証を利用できるかどうかを確認するといいでしょう。
-
裁判外紛争解決手続に関するサービス
シールプログラムは、第三者が紛争の解決を支援する裁判外紛争解決手続(ADR)のサービスを提供するものもあります。事業者が紛争解決の手続への参加を拒否した場合、シールの認証を取り消される場合があります。
-
その他のプログラム
シール制度は、消費者に日々新しい保護を与えています。シールをクリックし、シール管理者に連絡し、自分の苦情を解決する最新の手順を把握するようにしてください。
エスクローサービス - 納得できるまで支払いを留保する
加えて、エスクローサービスを提供する事業者も存在します。それは、自分が注文した商品・サービスが手元に届くまでに、第三者があなたの代金を保有するというものである。エスクローサービスが利用できるかを調べ、利用にあたって手数料がかかるかを調べてください。エスクローサービスを利用すると決めた場合、以下の留意事項に照らして当該サービスが適法か否かの判断の参考にしてください。
-
サービスに関する契約の諸条件を読んでください。
- 売手側が販売について責任を果たさない場合、どのような保護が買手側に与えられているのか。
- 買手側が製品に納得しない場合、預けられた代金に売手側が手をつけることができないようになっているか。
- クレジットカードのチャージバックを行い、取引のキャンセルに応じるのは誰なのでしょうか?オンライン決済サービスは販売者を通じて損失を補填できない場合、あなたのクレジットカードや銀行口座の情報を用いて、あなたからその損害を回復しようと考えることがあります。
-
サービスにおける個人情報の取扱いやセキュリティー確保策を調べましょう。
金融情報・個人情報に関する保護が行われないサービスは利用すべきではありません。提供した情報がどうして収集されるのか、どのように利用されるのか、どのように保護されるのかについて把握すべきです。
-
オンライン決済・エスクローサービスのウエブサイトを調べましょう。
ウェブサイトに綴りミスがあるような事業者とは取引をしないことをお勧めします。
エスクローサービスについて聞いたことがない場合、調べてみましょう。ウエブサイトを訪れて、契約の諸条件やプライバシーポリシーを調べましょう。カスタマーサービスに電話してみましょう。それらがない場合又は電話をしたがサービスの信頼性について情報が入手できない場合、そのサービスの利用は控えるべきです。
-
お客様相談窓口に電話してみましょう。
お客様相談窓口がない場合又は電話して誰も出ない場合、そのサービスの利用は控えたほうがよいでしょう。
-
オンライン エスクローサービスがどのように取引を処理するのかを調べてみましょう。
自ら決済処理を行わず、ユーザーにオンラインサービスを通じてアカウントを作成するように要求するエスクローサービスの利用は控えたほうがよいでしょう。
エスクローサービスや決済サービスが適法ではないことが疑われる場合は、その旨申し立て"てください。